2016年10月第5週 VRすごいっていうだけの話

前回宣言したとおり、HTC Viveを購入しました。
先週になってMSがインサイドアウト方式のトラッキング(外付けセンサーが不要)のVRを299ドルから発売というニュースがあり買う意志がぐらついたものの、まあその値段のモデルは間違いなく解像度低いだろうし(イメージ図だとノートPCに繋げてたし)、コントローラーやトラッキング制度などゲーム向きなのかどうかも怪しい。

というわけでViveの購入を決意し、最後の確認として、秋葉原のドスパラでVR体験ができるとのことなので体験してみた。

http://www.dospara.co.jp/express/vr/248281

記事だと非会員は10分だけと書いてあるけど、自分は30分体験させて貰った(ネットで事前予約可能)。まあ正直ここでやった事は全てもう自宅でできるので特筆すべきことは無いんだけど、ただ購入が確定するほどムチャクチャ楽しかったので気になる人は行ってみてください。WEB広告風に言うと、「VRに興味がある人は絶対にやらないで下さい。楽しすぎて買ってしまいます」という感じ。
体験した後はそのまま店舗で購入できるんだけど、Vive売り場は無いので、店員さんに直接「バイブください」と言わなきゃいけなかったのが少々辛かった。

そんなわけで購入!

値段は~税込みで11万円となっております。11万!?まま、ええわ。

Viveの特色として、HMDとコントローラの位置を特定するセンサーを部屋の二角に置くことで動き回れたり寝そべったりすることが可能になるのだけれど、それだけに設置箇所を確保する必要がある。公式だと壁に直接ドリルで穴を開けて取り付けろと随分アメリカンファッキンな説明になっていたけど、ここは日本の犬小屋なのでそんなことは無理。
そんなわけで自分はこういうのを購入して設置した。Viveとセットで購入すると二本で5000円でした。
ちょっと邪魔に見えるかもしれないけれど、慣れればいつもの部屋の風景にしか感じられなくなるぞ。ただドアやカーテンレール等にクリップや万力で取り付けられるタイプのものも存在するので、そういうのがある人はそれでいいかも。

そしてセットアップを終え起動してみたところ・・・
スゴイ!本当に凄い!その一言に尽きる!
ファミコンから一気にPS4を体験した感じとかそういうチャチなもんじゃない。今までのゲームの進化とは完全に別物。予想以上に没入感が高いというか、現実ともゲームとも違う第三の世界が広がっている感覚。

Vive購入を決めるきっかけの一つになったSerious Sam VR。本家Serious Samと違って自由に動き回ることはできないけど、それを補って余りあるほど楽しいぞ!遠くの敵をチマチマ撃つのも、近づいてきたKAMIKAZEを爆散させるのも最高で、意識していなかった方向から敵弾が飛んでくるとつい飛び跳ねてしまう。楽しい。

viveを推進するvalve謹製のVR入門ソフト・・・つまるところwiiでいうところのwiiスポーツであるThe Labは素晴らしい完成度のゲーム集(弓矢のやつは見覚えがあるはず)なんだけど、その中でも気に入ったのがシューティングゲームのXortex 26XX。
VRのシューティングゲームというと当然ながら一人称のFPSばかり想像されるけど、これは自機を手に持って(いる感覚で)敵弾を避ける弾幕シューティングゲーム。これが本当に新感覚で、飛行機のおもちゃ遊びが現実になったような、3Dの電撃イライラ棒をしているようななんとも言えない体験。自分の肉体に弾が当たるのは問題ないし、ピンチになったら地を這ったり歩いて回り込んだりするのもアリ。VRといえどもセンサーの範囲が広いviveにしか楽しめない体験だと思う。

VRカノジョの体験版、これは説明不要ですね。一人で遊んでたけど自然に声が出た。太ももの質感が流石イリュージョン。



本当にどれもこれも楽しくて、Viveを買うお金よりゲームソフトを買うお金に困るくらい。いくら高いからと言って、他にこれ以上の体験を11万円でできるわけが無いので、迷ってる人は買うべきでしょう。

確かに今後の展開がどうなるかは気になるけれど、個人的にもうVRを購入する人はアーリーアダプターでも物好きでも何でもない。過去に数万円するのにソフトが十数本しか無かったハードは数あれど、Viveは既に十分なタイトルが出揃っていて、これからも増える。何しろ来年にはFallout4VRが出るんですから。
ジョージ・S・パットンの格言に「完璧な計画を来週実行するぐらいなら、次善の計画を今、断固として実行すべきだ」というのがありますが、まさにそれ。


問題があるとするならば・・・もう自分が生きてる間で、これ以上のゲームの進歩は無いんだろうなあと考えてしまうこと。なんかもう続編の無い物語の終わりを見た気分になって寂しくなる。
この次となるともう脳に電極ぶっ刺すしか無くて、それはもう技術どうこうというより法律や倫理が云々の話になってしまうだろうし。
あと、やっぱり疲れる。





きりたんのダウナーな声は実況や説明に向いてますねえ!
EXボイスが需要を理解してるものばかりだけど、使い勝手がいいあまりどの動画でも同じパターンで使われて似通ってしまわないか心配。

コメント

  1. これは しばらく動画投稿お休みモードですかね……

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  2. 連句多ニキが新たな我が家を手に入れたと聞いて

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