2016年6月第1週 PewDiePieほんとひで、ヒカキンいきて

Steamで長いこと売上上位に鎮座しているYoutubers Lifeを、実況のネタ候補として買ってみた。
動画を作るゲームというより、Youtuberという職業の生活を題材とした経営SLGといった感じですかね。序盤は動画一本につき1ドル以下の収益しかなくて、最新ゲームの購入費やPCの修理代を工面するために家の手伝いをしたり。チャンネル登録数も増え収入が安定したのでアパートに引っ越して親の束縛から解き放たれるも、家賃で金欠となり水とパンで飢えをしのぐ。現実は厳しい!
そして自分より登録者数の多い実況者とコラボして甘えたり、ファンの助詞とコイニハッテンシテ・・・といったリア充要素を謳歌しつつ、なんだかんだで大儲けしてセレブ生活を送るゲームです。携帯アプリで有名なカイロソフトの作品と似た感じで、単純ながらも能力や収入がドンドコ増えていくのは楽しいし、プレイヤーは企業や団体ではなく常に自分自身なので、どこまでも一個人の利益を追求できるのは達成感がありますね。承認欲求大好き人間にはたまらないゲームです。

ただ残念なのが・・・肝心要の動画作り要素がなんか足んねえよなあ?
実況はランダムで配られたカードを選んで音楽とかおふざけとかの数字を増やしていくだけ。つまり動画の内容はほとんど運で決まる。自分はこの実況スタイルで行くとか、ここをウリにするっていう要素が皆無なんですよね。一応レビュー動画とか攻略動画も作れるけど、同じゲームを複数実況したら1回やっとくと稼げて楽だよ、という程度のものでしかない。スピードランに至っては運が良ければ高評価になるだけで、チャート作りとか本走とかの概念はない。(そこまで作りこむわけがないけど)。
あと、チャンネル登録数も各能力も青天井で増えていくだけなので、誰もがPewDiePieになれるシステム。それでもいいんだけどちょっと都合よすぎるかなあ。実際には100再生に壁があって、1000再生に大きな壁があって、動画だけて食っていくには巨大な壁があって。そもそも動画を作れば能力が上がって次はもっと良い動画が作れるなんてのも虫がよすぎるんじゃねーの!?という話で、実際にはつまらなくなったり、面白さは変わらないのに数字だけ伸びて文句言われたりするのがYoutuberのつらいところでは。その辺のどうにもならなさもゲームに落とし込んで欲しかった。

ただ、そういった方面の充実とリアルさを求めるのは筋違いですし、アーリーアクセスなんで今後に期待しろですね。
内容的にはつまらなくはないけどSteamの売上上位にいるのはちょっと場違いな感じ。売れてるのは現実のYoutuberがこぞってプレイしているからなんかなあ・・・。

まあ動画にはしてるんですけどね。
うまくいけば今週中に完成するか、あるいはお蔵入りか、どっちかです。

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なんとなく絵柄で敬遠してたけど普通にスポンジボブみたいで可愛いと思う。
ネタも面白いし、雰囲気が海外のYoutubeっぽくて独特で好き。


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