ウィッチャー3クリア。えっ何この神ゲーは・・・。
エンディングはウィッチャーエンドとやらだった。最後にシリの顔を見れた時はそれまでの苦労がようやく実を結んだというか、ようやく救いのある話になって・・・自分涙いいすか?
グラフィックはもう壮絶。草木や海の表現はもう息を呑む美しさで、革の質感なんかはもう見ただけで触り心地が伝わってくる。オープンワールド作品の世界はコピペ感やゲーム的な縮尺がつきものなんだけど、コピペに気がついたのは洞窟一個だけ(それもワンフロア)だし、街の景観や人々にまったく違和感がない。モンスターのデザインなんかも鳥肌モノで、あまりの作り込みに狂気さえ感じる。GTA5もキレイだったけどあれは現実をそのままゲームに持ってきただけだった。これは一体どこからこの映像美を持ってきたのか、これもうわかんねえな。
あと色んなところで言われてるけどサブクエストがほんとに凄い。クエスト一つ一つに登場する人間が深い。
Skyrimのキャラクターはほとんど顔だけの存在だったけど、本作のキャラクターはメインからモブに至るまできちんと全身が描かれた等身大の存在で情が湧いてくる。例えば上の画像のおっさんはメインキャラでもなんでもなく、ただ何気なしに立ち寄った酒場でチンピラに絡まれたのを助けてくれて、その後チンピラに刺されて死ぬだけの単なる気のいいおっさんなんだけど、彼に化け物退治を頼まれたらノリノリで請け負ってしまうし、死んだときは悲しかった。
クエストを達成する理由が「報酬のため」とか「ゲームの達成感のため」じゃなくて、「依頼人の命や生活のため」「主人公の矜恃のため」というところになってくるのが面白い。
戦闘は最初から最後までほぼ変わらない。武器は剣だけ、魔法は補助で種類は増えない。ただしその基本がしっかりしてるため飽きさせない。
回避行動はステップ回避とローリング回避の二種類あって、最初はステップ回避の見た目がショボすぎてこんなんじゃゲームになんないよ~、うわあこれはローリング回避一択ですね・・・と思ったけど、ところがもう全然現実はそうでなくて(エ)。敵の攻撃動作を見たらとりあえずステップ回避をチョコンと押せば、カットシーンの如く最小限の動作でキッチリ避けてくれる。これが気持ちいい。ローリング回避はもうほんとヤバイと感じた時専用ですね・・・。
グラフィックシステムストーリーどれをとっても素晴らしい内容で、ゲームの進化を一つ飛ばしたかのクオリティ。内容以外にも海外と同時発売かつ忠実なローカライズに16種の無料DLCに手厚いパッチ対応とクソな翻訳やメーカーの不手際にイラつくことなく、ただ純粋にゲームを楽しませてくれた。本当に良いゲームですよこれ。
これからウィッチャー3をやる人がいるとして、1と2を先にやるべきかっていうと。
確かに前作までのキャラクターが登場して、前作のことを話す。一応やってなくてもわかるように一言付け加えたり人物辞典でしっかり説明してるんだけど、やっておくに越したことはない。
ただ今から3のために1と2をやるのは非常に辛い。確実にダレる。
なので結論としては「過去作はリアルタイムでプレイするべきだった。今からやるなら3から始めろ」ってとこですかね。
立ち絵の姉妹の動きが好き。
ブラストドーザーは子供の頃バックラッシュの操作性とオイスター港がムズすぎて詰んだけど、ネットで評判見たらみんな同じとこで詰んでて草
大人になった今もう一度やりてえなあ俺もなー、XboxOneでレア社作品コレクション的なの出るらしくて羨ましい。
この漫画っぽい演出すごい。
演出を思いつくのもすごいし、キレイに編集しきるのもすごいし、漫画っぽいフォント持ってるのもすごい。
見どころが無い時の出来事とか詳しく説明しないと理解しづらいゲームシステムとか、普通に動画にするとつまらないしテンポが悪い部分を、見事に面白くてテンポがいい部分に変えてて、動画力(漫画家でいう画力的な)の高さを感じた。
自分はそういうとこカットとウソで誤魔化しますからね・・・。
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