2016年7月第1週 Back in 1995 感想

セールで購入したBack in 1995をクリアしました。
タイトルの通り1995年ごろの初代PS作品(バイオ、サイレントヒル等)を再現したゲーム。とはいえ単純にローポリにするだけではなくて、テクスチャが角度によってグシャグシャになりもうこれわかんねえな状態になる表現とか上手いことできていて、グラフィックの再現度は高いです。
ゲーム内容自体も主人公を超信地旋回で操り、カメラのせいで位置が掴みづらい敵を倒しつつ、あちこち探索してやたら挿入される暗転やロードを我慢する・・・といった、まあ言ってしまえば再現しなくていいことを再現しています。しかしそれが悪いかというとそうでもなく、こういったゲームが嫌いだった(当時幼稚園児だし)自分にとっても「あーこういうの嫌いだったなあ」とそこそこ楽しくプレイできました。プレイ時間は2時間弱で短い短い言われてるんですけど、一発ネタみたいなもんだしまあ多少はね?
決して人に勧められる内容ではないのですが、随所のこだわりや国産インディーらしさ、おおっと思わせる2週目の演出もあり、個人的には楽しめました。

以下ネタバレ反転
本作は大量の謎が登場するのですが、明確に解明できるのはせいぜいモンスターが発生した原因くらいで、あとは主人公の正体と目的がなんとなく推測できるくらい。以下の謎はヒントとなる要素すら出てこない。
・GPがハリスに渡した「書類」
・ハリスの行方
・3つ目のビルにいる女性
・画面のノイズ
・制作者からのメッセージの番号が飛んでいる
・同じく最後の「2055年で会いましょう」(2035年ではなくて?)
等々・・・
もしかしたらまだ隠し要素があるとか私の理解力不足なだけかもしれませんが、普通にプレイしたら上記の内容は完全に謎のまま。有名なゲームであればユーザーがあれこれ議論したり考察するんでしょうけど、これはそういうコミュニティが一切ないし、そもそも情報が少なすぎて考察の余地もない。
自分なりの見解ですけれど、これらは作者が特に答えを用意していなくて、色々な謎をちりばめることによってかつてのPSゲームによくみられたミステリアスな雰囲気を出そうとしているだけじゃないですかね。最後の唐突な制作者による自分語りも、とにかく違和感と凄みを出すことには成功していますし。(それに付け込んで言いたいこと言ってる気もするけど)
続編等で何かしら答えがあるといいですね・・・。


あと一緒にセールで買ったSpec Ops: The Linemもクリアして、面白かったんだけど
こっちはあらゆるところで語られてるので割愛。

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 初々しさがセクシー・・・エロイッ!
マイクラ動画は再生数とパート数が多ければ多いほど面白いので毎秒投稿しろ

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