2016年5月第5週 オーバーウォッチ発売

言うまでもなく面白いオーバーウォッチが発売されたのでプレイしてみたら言うまでもなく面白かった。もはや自分があれこれ言う必要のないくらい絶賛されているのでいつもの長いだけのレビューもどきは割愛です。

まあちょっと語らせてもらえば。とにかく熱中度が高い。21人のキャラがいて、それぞれ使い方と強みがハッキリしていて、どれも使っていて楽しい。勝てないと思っても偶然連携が上手くいって打破することも、打破されることも往々にあり、このエキサイティングさが飽きさせない魅力です。

漠然とした感想ですが、徹底的に「洗練されている」という言葉が似合いますね。シンメトラのテレポーターは入り口を作る必要が無く、ラインハルトのシールド残量は画面中央に表示され・・・といったプレイヤビリティはもう文句の付けどころはないし、マップやゲームルールも「嫌なもの」が一つもない。ゲームモードを無駄に分けずにクイックマッチにほぼ集約しているのも自信の表れでしょう。ゲームプレイに影響のあるアンロック要素が皆無で、真に勝ち負けだけをプレイヤーに課しているストイックさも、これだけ作りこめばさもありなん。
スクエニのローカライズも素晴らしく、Life Is Strangeに続いてスクエニはまた一つ株を上げましたね。過去の所業を許すことはないけど、現状ローカライズに関してはスパチュンに次ぐ実力があると思います。

あとキャラクターデザインが良い、やっぱり良い。日本の萌えアニメ系でもなければディズニーみたいなバタ臭さの残る顔だちでもなく、ディズニーピクサーやジブリアニメのような、どこで好きだと公言しても社会不適合者の烙印を押されなくても住む世界共通のデザインの良さ。デザインというより、タッチの良さと言ったほうがいいのかな。本当に見事だと思います。

ンーーー、改めて考えると凄いな、って思うなあ。blizzardはやっぱ。凄いなあと思うなあ。
RTSも作れるしさ、ハクスラも作れちゃうし、ほんでーMMOもカードゲームも作れるでしょ?
ほんでー、さらにはFPSも作ってるって?
ほんでー、販売・運営も一社でやってるって?
なかなかできないよ、そういうことは。なかなか難しいと思うよそういうことは。
そういうクリエイティブな会社はなっかなかいないと思うよ。
たまにゲームメーカーごとにジャンルの向き不向きがあるように語る人が居て、任天堂がシューターの知識が無いのにスプラトゥーンを作ったのはスゴイとか言われているけど、こう見るとそもそもジャンルの知識だの経験だのそんなのは取るに足らない要素だと思いますね。必要なのは根本的なノウハウと、お金と、あとお金。


――――――――――――――――――――――――――――


TW新作はよくわからん・・・とりあえず定価で購入するのはスルーすればOK、と思っていたけどこのユニットの豪華さ、動きの激しさはそそりますね。
今までのTWのヒストリカルな楽しさはたしかに良かったけど、なんだかんだで市民槍兵だの民兵弓隊だの、いたのはわかるけどさあ・・・的な連中を操るのが大半なので、オークやスケルトンの大軍を操るのは新鮮で刺激がありそう。

コメント